2011/7/17 志太会長意見交換会 感想 ログ
志太会長のお話について
志太会長が幾度も仰っていた「志」というキーワードが大変心に残っています。
高い志を持つ事、そしてそれを保ち続ける事の大切さ。
「方法が間違っていたならばまた別の方法をとれば良い。大事なのは目指している志がいつも同じである事だ」
道半ばで困難や失敗に遭遇したとしても志さえ持ち続けられれば前進し続ける事ができる、ということを学びました。
また、志太会長の人や物事に対する真摯で誠実な姿勢に大変感銘を受けました。
学生のどんな質問にも真剣に応えていらっしゃる姿や、新しい技術や情報に偏見を持たずにそれが有用であるならば積極的に活用していこうという姿勢。
経済的に成功されていて、御歳76になられてもそのような姿勢を持っておられる志太会長の姿を見て、僭越ながら私もこんな方になりたいと思いました。
今回志太会長から貴重なお言葉を数多く頂く事が出来ましたが、私たちから志太会長に直接お返しできる事はほとんど無いと思います。
私は、志太会長から頂いたお言葉や思想を私たちの成長の糧にし、今度は私たちが社会に対して影響を与えられる人間になる事が志太会長への恩返しになると考えています。
それを達成する為にも、今後も勉励に励んでまいります。
中川先生のお話について
「リスク」のお話が強く心に残っております。
私も中川先生と同じく現在存在する諸処諸々の社会問題を解決する為には、新しいものや人がやっていない事であってもリスクを恐れずに取り組んでいく事が必要だと考えています。
また、私たちは学生という立場に有りながら今回のような貴重な機会をいただく事ができ、かつ普段の活動でも様々な社会人の方から応援支援をいただいてる大変恵まれた立場にいます。
その私たちがリスクをとらないわけにはいかない、人がやらない事、新しい事にも積極的に取り組んでいかなければならないと強く思いました。
幾度も過酷な状況に晒され、それをくぐり抜けていらっしゃる中川先生に「なんとかなる」と仰っていただき、これからの活動に際して大変勇気と活力をいただきました。
菊地市長のお話について
最も印象に残ったのは、お話のスケールの大きさです。
江戸時代から現代まで、そして伊豆市から世界に広がるお話に胸が踊りました。
知識も経験も少ない私ですが、具体と抽象のバランスが絶妙な市長のお話を聞き、どのような時代変遷をたどって現代社会があるのか、ではそのような状況の中で自分には何ができるのかという事を具体的にイメージする事ができました。
世間一般的には、近年のアジア諸国の経済的台頭は日本にとって危機だと言われる事が多いですが、私は菊地市長の仰る通り志とリスクを恐れない気概さえ有ればこの状況は逆にチャンスになり得ると思います。
私は以前から起業して伊豆にオフィスを持ちたいという気持ちを持っていましたが、市長から「伊豆で世界に羽ばたく練習をして欲しい」というありがたいお言葉をいただき、さらにその想いが強くなりました。
今回このような機会を設けていただいた中伊豆ワイナリーの皆様、伊豆市の皆様、その他ご協力いただいた皆様には本当に感謝の気持ちで一杯です。
皆様に少しでも恩返しができるよう、Sizuは今後も伊豆市、そして日本を元気にするために努力を続けて参ります。
今後とも誤指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
この度は本当にありがとうございました。
Sizu事務局長
早稲田大学人間科学部3年
前島恵