keimaejimaの日記

リクルートでエンジニアやってますが、ここでは情報社会論的なことを書きます

募金活動について思う事

先の地震のあと、首都圏その他の地域で駅前などでの募金活動が盛んである。
その動向について思う事が有るので書いておこうと思う。
端的に言うと、募金活動に従事している人々の目的は何なのかというところである。
彼らの目的は本当に被災地に義援金を届ける為の募金活動なのであろうか。
単純に「お金を届ける」という事が目的であるのならば、きっと募金活動に従事している人全員が日雇いでもなんでも働いて給与の全額を寄付した方が大きな額になるのではないだろうか。
(ちなみに日本人の平均的な募金額は現在のところひとりあたり500円ほどらしい。そこから考えても長時間街頭に立ったところでたいした額が集まるとは思えない。)
まあそれでも、街で善意によって人が募金活動をしていることは震災に対するの意識の風化を防ぐだろうし、復興に向けての気運を高めるのには有効だろう。
僕がここで注意を喚起したいのは募金活動に従事している人、特に学生の”目的と手段の混同”についてである。
彼らは、募金活動を自己実現の為の道具にしてしまってはいないだろうか。
募金による自己充足感を得る為に。
ただ。
僕としては、募金活動を通しての自己実現を悪い事だとは思わない。
実際大なり小なりお金はあつまるのであるし。
僕が心配なのはお金を集める為の募金活動自体が彼らの目的になってしまっているのではないのか、という部分である。
この”手段と目的の混同”何かを達成しようとする時に悪い影響を及ぼす事が有る。
本当の目的が何なのかを見失ってしまったり、行為そのものの意義が無くなってしまったり。
募金活動をしている彼らがこの状況に今気づけなければいけない。
自分の行為の意味を考えながら活動して欲しいものである。